唇フィラーって最近よく耳にするけど何?
韓国の美容クリニックで定番メニューとして日本でもよく耳にする「唇フィラー」とか「口角フィラー」、「リップフィラー」という言葉ですが、フィラーとは、「埋めるもの」という意味。美容業界ではヒアルロン酸やアクアフィリングなどの注入施術や注入剤のことを指します。
なので、ヒアルロン酸も注入剤、注入施術法の一つなので、フィラーのうちに含まれるという訳です。
ただし、フィラーにはヒアルロン酸以外にもいくつかの種類があります。例えば、アクアフィリングやレディエッセプラス、コラーゲンなどもフィラーの一種です。
ヒアルロン酸と他のフィラーの違いは「ヒアルロニダーゼ」という酵素製剤によって溶かすことができるかどうかです。
ヒアルロン酸の場合、仕上がりに満足できない場合や失敗したときなどは、溶かしてしまうことができるのが最大の特徴です。
また、動脈塞栓など合併症を防ぐことができるため、安全面でもヒアルロン酸の評価は高いとされています。
フィラーの効果は?
メスを入れずに注入のみでハリを持たせたり、ボリュームを出せたりするいわゆるプチ整形というもの。永久的な効果はなくて、時間経過とともに徐々に効果が薄れていくというものです。
唇フィラーのメリット
・ボリューミーな唇が作れる
・しわが改善する
・効果実感が早い
・比較的安く受けられる
・口元が華やかになる
・口元のデザインが自由自在
というように多くのメリットがあります。唇フィラーは、唇の悩みを解消してくれるとっても頼もしい存在です!
ではデメリットはどうでしょう?
唇フィラーのデメリット
・永久的な効果はない
・粗悪なフィラーだと持ちが悪い
・口角自体は上がらない
などがあります。
唇フィラーを注入し続けるとどうなる…?
唇のフィラーを入れすぎると唇お化けみたいになってしまうとか、唇にフィラーを入れすぎると鼻の下が伸びて形が悪くなるとか、注入することでどういったことが起こる可能性があるのかについて調べてみました。
上記で言われていることについては心配ないということです。唇お化けになるということはないのは、唇フィラーは永久的に効果が出続けるわけではないということ。特に唇に使うヒアルロン酸はヒアルロン酸の中でも柔らかいものを使うことと、唇は顔の中でもよく動かすところということから、吸収するスピードが速いそうです。
なので、唇が巨大化したり、腫れあがって来り、お化けみたいになっていくというよりは、施術後から徐々に元の唇の厚みに戻ってきます。
また、唇フィラーは鼻の下が伸びるような重さを待っていませんので大丈夫です。
日本の美容クリニックでは初めての方にはそこまで多量のフィラーを入れることはまずありません。少しずつ入れて様子を見て、足りなければ足すというイメージです。
もし、一度にたくさんいれてしまうと、減ってきたときに「ボリュームが足りない!」と精神的に不安になってしまい、またたくさん入れるという過剰な依存体質になってしまう恐れがあるそうですよ。何事もほどほどがいいですよね。